あなたのアトピーの原因はどこにあるのでしょうか? なぜ、敏感肌のあなたにオーガニックコスメがよいのでしょうか?そのような疑問にお答えしています。おすすめオーガニックコスメのレビューと、化学物質、ステロイド剤、プロトピック剤の危険性についてもご説明しています。
以前、皮膚を通して身体に有害な化学物質を取り込み、子宮や脳に溜め込んでしまう仕組みを持つ、恐ろしい【経皮毒】についてお伝えしました。
※【経皮毒】について詳しく書かれた記事は、コチラからご覧ください↓
シャンプーと子宮との密接なつながり~生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症,不妊症などの婦人科系疾患はシャンプーに原因あり?~
繰り返しになりますが、頭皮の毛穴はほかの皮膚と比べて大きいので、シャンプー類は、特にこの【経皮毒】に関しては注意が必要です。
そして、シャンプーのほかにも、カラーリング剤にも同様のことがいえるのです。実際、カラーリングをやめて髪の痛みが軽減した、あるいはなくなった、という話はよく聞きます。
↑店頭で売られているカラーリング剤
↑カラーリング剤で発症した頭皮の皮膚炎
もっとも、私のように超敏感肌の人は、はじめからカラーリングをしない、あるいはできない傾向にあるのですが・・・(>_<)。
ただ、それでも“カラーリングせざるをえない”ときもあります。
それは“白髪染め”です。加齢とともに白髪が増えるのは“自然現象”なので、仕方がないのですが・・・。でもやっぱり、白髪なんてないほうがいいですよね (-_-;)。
年齢とともに増えてくる白髪を見て、ため息をつくばかりでなにもしない、というのはかなり精神的にもツライものがあります。「あ~あ、私も年なんだな~・・・」などと思ってばかりいては、これからの人生やっていけませんよね。
白髪を気にして、くよくよしているくらいなら、髪を染めてスッキリした気持ちでいるほうがずっといいと思います。
でも、カラーリング剤にも敏感に反応してしまう肌の持ち主であれば、白髪を染めることに対しても、極力避けたい、あるいは染めるのを遅らせたい、と思うのは当然の成り行きですよね。そこで、本腰を入れて白髪の予防、対策をしよう、というのが今日のテーマです。
まず、白髪対策をするには、“どうして白髪が生えるのか”というメカニズムを知ることが必要となります。正確なメカニズムを知ることによって、はじめて正しい予防と対策が取れるわけですから。
そもそも、どうして白髪が生えるのでしょうか。
実は、毛根で髪の毛が作られた瞬間は、誰でも、どの年齢であっても、無色、つまり白髪の状態なのです。その無色の髪の毛が毛根で誕生した直後に、メラノサイト(色素細胞)が黒い色素を埋めていくため、髪が黒くなります。
これが、通常の黒い髪が生えてくるメカニズムなのですが、残念な事に、老化とともにだんだん色素細胞だけが弱り、メラノサイトが色素を作れなくなると、髪が黒く染まらずに白髪のまま生えてくるようになります。これが、白髪が生えるシステムなのです。
つまりかんたんに言うと、白髪というのは、メラニン色素をつくる働きが衰えることで発生するものだったのです。
ですので、
・メラニン色素の欠乏を補うこと
・メラニン色素をつくる働きを活性化させること
この2つを実践することが、白髪の予防、対策につながっていくのですね。
さて、まず始めの『メラニン色素を補う』ことについて具体的にどのような方法があるのでしょうか。
やはり、一番手っ取り早く効果のある方法は“食品で補う”ことです。そして、食品の中でも白髪に一番効果があると言われているのは、『ゴマ』といわれています。
特に、黒ゴマには、<ビタミンE、ビタミンB1、B2、銅、たんぱく質、カルシウム、鉄、亜鉛、食物繊維、マンガン、セサミン>など、アンチエイジングに効果がある、といわれる栄養素がとても豊富に含まれているのです。
なのに、ゴマを積極的に毎日、摂取する健康法は、それほど一般的ではないようです。もっとよく知られてくるといいと思うのですが・・・。
そういえば、女優の宮沢りえさんは、常にゴマを携帯していて、外食でも必ずご飯に振り掛けている、という話をなにかのインタビューで聞いたことがあります。
もう何年も前のことでしたが。
でも、そのときの彼女は、本当に真っ白できれいな肌と、艶やかで美しい髪をしていたので、“あ、ゴマって本当に効果があるんだ”と思ったことをよく覚えています。
ただ、毎日ゴマを摂取するのはけっこう大変だし、食べる量も限界がありますよね。そのような場合は、次のような食品が役に立ちます。
【黒ゴマペースト】
黒ゴマペーストは、ほかにも色々な種類が市場に出回っていますので、お好みのものを選んでいただければいいと思います。パンにつけたりすれば、毎日食べることができるスグレモノです。それにおいしいですし(*^^*)。
ただ、甘いので糖分の摂り過ぎには注意してくださいね。
②ミネラル、銅を補う。
髪の色である黒色の原材料は、髪の毛を構成している18種類のアミノ酸の中の一つである【チロシン】です。そしてメラノサイト(色素細胞)は、このチロシンを【チロシナーゼ】という酸化酵素によって褐色のメラニン色素に変えていくのです。
チロシンをメラニン色素に変えるのに不可欠な酵素、チロシナーゼですが、このチロシナーゼは銅を含みます。 銅がなければ、このチロシナーゼは正常に働いてくれません。
チロシンと銅は髪を黒くするうえで必要不可欠な成分なのですが、 最近では、白髪の原因はミネラル分、とくにこの銅が不足することが原因の1つと考えられています。
そこで、白髪予防にはミネラル、そして銅を補うことが重要なポイントとなります。前述のゴマには、銅も含まれているのでまさに白髪予防にうってつけの食品といえます。
もちろん、その他の食品にもミネラル、そして銅を豊富に含んだものはたくさんあるので、積極的に摂ると、効果があがります。よろしければ下の図を参考にしてください。↓
③睡眠不足、運動不足の解消
人の身体は、寝ている間に、活性炭素で傷つけられた細胞が修復されます。大体、夜の22時~翌2時までが、一番活発に行われるといわれています。
細胞が充分に回復できていないと、肌や髪にダイレクトに反応されてしまいます。つまり、睡眠不足は白髪を増やす要因なのです。もちろん、肌荒れやシワの原因ともなります。
日中“眠い”と感じたりすることが多いようであれば、明らかに睡眠不足なので、意識して睡眠時間をとることが大事です。
また、適度な運動も細胞を活性化させ、白髪を予防してくれます。白髪の原因の1つは【新陳代謝が悪い】ということなのですが、運動することにより、それを防いでくれるのです。
運動は苦手、時間がない、ということもあるかと思いますが、まずは1日20分以上歩く、駅ではエレベーターを使わず、できるだけ階段を昇り降りする、ということでも違ってきます。
時間があれば、以前ご紹介したエクササイズを行うと、とても効果がありますよ。
※エクササイズについて書いた記事は、コチラからご覧ください↓
【数多くの女性が気にしてる?】ダイエットとエクササイズについて その1
【数多くの女性が気にしてる?】ダイエットとエクササイズについて その2
④ストレスの解消
どうも“ストレスで髪が白くなる”というのは当たっているようです。
というのは、はじめの【白髪が生えるメカニズム】で述べた“メラノサイト(色素細胞)”が、髪を黒く染める役割を果たすのですが、ストレスで血流が悪くなると、この“メラノサイト”に栄養が行きにくくなってしまい、働きが弱くなってしまうのです。
そうならないためにも、極力ストレスを溜め込んでしまうのは、できるだけ避けたほうがいいです。
・・・そうはいっても、現代社会を生きていくうえで、まったくストレスがない生活なんてできそうにないですよね。まさに現代人は、「ストレスといかに上手く付き合うか」というテーマを持たされて生きているような感じです (;^_^A 。
先にあげた“睡眠不足”や“運動不足”を改善させるだけでも、ストレスを減らすには大いに効果があります。慢性的な睡眠不足はうつ病になりやすいことが医学的にも解っています。また、身体を動かすことは、心を動かすことにもつながります。
なにか悩みがあって、その解決法が見つからず、くよくよしたり落ち込んでいる時でも、身体を動かすと、なんとなく気持ちもスッキリした、という経験をされた方も多いかと思います。
スポーツをしたり、たまには遊園地などのレジャー施設で身体を動かして遊ぶことで、悩みを持ちつつも、あまりくよくよし過ぎずに生活していける原動力となり、ストレスとも、うまくつき合っていけるのではないでしょうか。
また、<頭の後ろをなでる、触る>ことでもリラックスできます。意外と自分の頭をなでるって、あまりやらないことですが、「いい子、いい子」などと思いながらなでてあげたり、あとは頭の後ろ部分を指先で軽くくすぐるように触ったりすると、思いのほかリラックスできて、軽い気分になれます。
イライラしたり、なにかカーッと頭にきそうなハプニングがあったときにやってみると、怒りを静め、穏やかな気持ちにしてくれるはずです。
↑自分ではなく、彼氏になでてもらうのもいいかも?
・・・いかがでしたでしょうか。白髪の予防や対策に少しでもお役に立てれば嬉しいです。30代半ばくらいから、自分の頭の中に白髪を見つける人が多く、それがだんだん増えていく憂鬱さは、まったくイヤなものですよね(-_-;)。
できれば少しでも白髪の進行を抑えたいものです。
でも、世の中には、たまに『50歳過ぎても白髪が数本しか見つからない』と仰る人もいます。
白髪は、遺伝的なものや長年の生活習慣、環境にも大きく影響されるものだそうですが、あきらめずに続けていれば、効果があるといわれるものを取り上げてみました。
まずは思い当たるもの、やりやすいものから実行されるといいと思います。
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